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オープンセミナー実績 - Web2.0時代のネットショッピング

Web2.0時代のネットショッピング

カテゴリ : 
一般
執筆 : 
fujieda 2008-1-28 16:41
はじめに

最近「Web2.0」という言葉がウェブ上で話題になるだけでなく、各種ビジネス誌等で
話題になっております。その定義については混沌としており明確なものはありません
が、大きなイメージとしては、提供者を中心とした受身の情報発信から(ユーザー、
消費者等)誰でもがウェブを通して情報を発信できるように変化したということです。
この変化を象徴する語として変化後の状態を「Web 2.0」、それに対応する形で従来の
状態を「Web 1.0」と呼んでいる。
Web 2.0の代表的なサービスとして、ロボット型の検索エンジン(Google)、SNS
(mixi,GREE等)、ウィキによる文書作成システムなどが挙げられます。
パレートからロングテールへ
Web2.0のマーケティングを語る際に「パレートからロングテール」へといわれます。
ではパレートとは? ロングテールとは?どのようなものでしょうか

パレートの法則とは?

全体を構成するうちの「一部の要素」が「全体の数値の大部分」を生み出している
という説です。
イタリアの経済学者ヴィルフレド・パレートが唱えたもので、経済だけでなく、
自然現象についてもあてはまるとされています。厳密には同一の概念ではありませ
んがビジネスでよく言われる「80対20の法則」あるいは「2対8の法則」という言葉
が用いられます。
販売を例にすると売れ行き上位20%の商品がその会社の売上の80%を占める。また
は、全顧客の2割で自社のの8割の売上がもたらされている。という説です。

ではロングテールとは?

ここでいわれる「ロングテール」とは、恐竜の長いしっぽの意味で、雑誌「ワイ
ヤード」編集長のクリス・アンダーソンがネット書店Amazon.comを例に挙げて、
提唱したものです。Amazon.comの販売ランキング順に販売額の曲線を書くと、売れ
筋が恐竜の頭で、死に筋が長いしっぽ のようになっているというわけです。
通常、パレートの法則に従えば、誰からも見向きもされなくなった死に筋商品は
限られたスペースの店頭から姿を消す運命にあります。しかし、在庫やコミュニケ
ーションコストをほぼ無視できるWebの世界では販売量が1つ2つの死に筋商品でも
膨大な種類の死に筋商品を地理的条件を無視できるマーケットで販売すれば売れ筋
商品を大きく上回る売上になる、というのがロングテールの考え方です。いわば
「逆パレートの法則」といってもよいでしょう。

バーチャルショップだから、ロングテールが生きる

通常、多くの企業や店舗がパレートの法則に沿った戦略をとる背景には経営資源の
選択と集中にあると思います。前述の売れ行き上位20%の商品に経営資源を集中す
れば、すべての商品を販売するために力を注ぐより会社全体の売り上げが上がると
いう考え方です。
バーチャルではホームページ上に取り扱い商品としてラインアップし、必要な情報
を掲示しておくだけで通常では管理できないほどの商品を扱うことが出来ます。
また、リアルのショップが死に筋として店頭から排除した商品を長期間ライン
アップしておくことで、リアルの店頭で買えなかったお客様がバーチャルの店舗で
購入できることになります。
実際、筆者が扱っている農産物のネット販売ではまさにロングテールの法則が成り
立っております。
具体的にお話しすると、日本全国どこの地域でも流通している「キャベツ、白菜、
大根等」の商品は運賃分を考慮して値段を付けても販売が振るわないのに対して、
「漬物用干し大根、島にんじん」などは八百屋の店頭では死に筋商品のためロング
テールの法則が成り立って日本全国からの注文があります。
また、MixiやGREE等のSNS(会員制のコミュニケーションサイト)上で買い手が
たくあん漬け体験を紹介することでバーチャルの店頭以外からも注文を受けること
があります。

終わりに

リアルのマーケットで苦戦を強いられている商品を扱う企業、固定されたお客様中心
で拡販をあきらめてしまった企業の方、Web1.0時代の情報垂れ流しホームページから
Web2.0時代のユーザから評価され、いままで御社の存在さえ知らなかったユーザへ
販売かけていくことをお勧めします。

特定非営利活動法人ITC群馬 正会員 塚越 健

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