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オープンセミナー実績 - RFIDってなに?

RFIDってなに?

カテゴリ : 
ITシステム
執筆 : 
fujieda 2007-1-5 18:43
ユビキタス社会の基盤技術としてRFIDタグ(ICタグ)が注目を集めています。
極小ICチップに書き込まれた情報を無線通信で読み書きできることが大きな
特徴です。ネットワークと結びつくことによってユビキタス社会を支える基盤
技術として期待が高まっています。最近では新聞や雑誌に導入事例などが紹介
されることが増えてきました。
政府の見通しでも2007年には普及のブレークポイントを迎え2010年には数十兆
円規模までになるといった見通しが報告されています。
今回は、入門編としてRFIDの特徴、期待効果、導入事例について紹介します。


■RFIDの特徴
RFID(Radio Frequency IDentification)とは、ICチップに内蔵されたデータ
を無線にて離れた場所から読み書きすることができ次のような特徴があります。
‐霾麥未大きい
 一次元バーコードは60文字程度、携帯電話で認知可能となったため広く普及
するようになった2次元バーコードでも最大4000文字程度の情報しか表現
できないのに対して、RFIDは最大数万文字程度を記憶することができます。
汚れても、見えていなくても読み取りできる
バーコードは光学的に読み取ることから汚れに弱いという側面があります。
これに対して電波的に情報の読み書きができるRFIDについては汚れていても、
箱等の中にあって直接見えていない状態でも読み出すことが可能です。
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バーコードは1品1品を読み取り装置をかざすことによって読み取りますが、
RFIDは離れたところから一度に多くのRFIDを読み取ることができます。
ぞ霾鵑鮟颪込むことができる
バーコードと最も異なる特徴として情報を読み取るだけでなくICチップ内に
情報を書き込み保有しておくことができます。書き込みができることによっ
てバーコードとは大きくことなる利用方法が考えられます。

■RFIDの期待効果
なぜ爆発的な利用が期待されているかということですがRFIDがいずれは現在の
バーコードにとって変わる日がやってくると考えられているからです。RFIDに
よって以下に記すような効果が実現できます。

ヾ覿閥チ萠篭化
物流の管理や生産工程の中で人手によって行われている検品作業などを自動
化することによって効率向上やスピードアップが期待されます。
安全・安心の確保
小学生の登下校を監視するシステムなどに代表される安全や安心を実現する
ためのシステムが期待されています。
消費者利便性の向上
EdyやSuicaに代表される電子マネーもRFIDの技術を使って実現されています。
今後ますます便利なシステムへの応用がが期待されます。
SCM(Supply Chain Management)の実現
単なる関連企業間をつなぐだけでなく原材料の製造から始まって製品の製造、
小売り、消費者からリサイクルに至るまでの究極の企業間連携への利用が期待
されます。

■RFIDの導入事例
現在実現されているシステムから代表的な2例を紹介し応用について考えてみ
ます。

【重要書類管理システム】
◆課題・目的
個人情報保護法の施行などにともない企業内における機密管理はますます重
要度を増しています。誰がいつ重要書類を持ち出したか、返却したかなどを
自動で管理したい。
◆システム概要
書類もしくは書類を収納したファイルにRFIDを貼り付けます。書類収納の棚
の扉にRFID読み取り装置を備えることによって書類の持ち出しを監視するシ
ステムです。
◆導入効果
書類の管理や棚卸のために人手を必要としているような場合には省力化が図
れるとともに安全性が大幅に向上します。
◆応用のヒント
個々の企業によって重要とされる対象は異なると思います。書類を薬品に替
えれば薬品管理システムとなります。何を管理したいかによって様々なパタ
ーンが考えられるのではないでしょうか。

【製品製造工程管理システム】
◆課題・目的
カンバン方式に代表されるように製造工場にとってどの工程でどのくらいの
製品が流れているかをきちんと管理することは最も重要な事項です。現在は
人手を介して把握している作業進行状況を自動で把握できないか?
◆システム概要
製品もしくは製品を入れるコンテナやパレットにRFIDを付けた状態で製造ラ
インに流す。製造の流れラインの各所にRFID読み取り装置を備えることによ
ってどの工程をどれだけの製品が通過したかを自動認識し生産管理にフィー
ドバックするシステムです。
◆導入効果
生産管理状況が自動的に把握できることによって納期遅延や欠品などのロス
を減少させることができます。
製品在庫や原料在庫なども最適化を図ることでコストダウンを実現すること
がができます。
◆応用のヒント
必ずしも製造工場だけでなく手番をもって進んでいることを管理することが
有効なものであれば応用することができるのではないでしょうか。

■最後に
RFIDを利用したシステムは現段階では個別企業や自治体といった単位での導
入が中心です。現在RFIDに関して様々な国際標準規格として整備が進められ
ています。製品の仕様やコード体系といったものが決まった段階で普及が加
速されてくると思います。物を言わぬ物が、RFIDを付けることによって声を
あげるようになることが最大の変化なのだと考えています。

特定非営利活動法人ITC群馬 正会員  清水 健司

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